超高齢化時代で注目を集める「家族信託」とは 〜　元気なうちに考える資産と家族の守り方　〜
司法書士法人おおさか法務事務所　司法書士　石井満　先生

超高齢化時代を迎えて、将来の財産管理がご心配の方も多いと思います。賃貸物件は15年から20年のサイクルで大規模修繕をしていかなければいけませんが、そんな時期に自分の判断能力が弱くなっていたらどうしようか？そのときにお金を借りたり定期を解約したりすることができるだろうか？老朽化して建て替えするにはどうしたらいいだろうか？場合によっては物件処分もできるだろうか？成年後見制度では制約が多いと聞くけど大丈夫だろうか？ 　そこで注目されてきたのが、平成19年に新たにできた家族信託制度です。物件を、受託者であるご家族の名義に変えてしまいますので、管理がし易くなります。まだ利用者は少数ですが全国で確実に拡がりつつあります。特に関東で拡がってきています。 　今回は、関西圏のなかでは実務処理件数が多い石井先生を講師に迎えて、家族信託とは何か、家族信託でどのようなことができるのか等を、具体例を交えて解説して戴きます。是非ご参加ください。