《日 時》 平成14年8月22日(木)
《講 師》 カタリスト研究所所長
話し方コンサルタント・研修トレーナー 近藤 三城 先生
《テーマ》 社長、幹部のワクワク、モテモテ《90秒》セールス術 
〜初対面で自分を効果的に印象づける人脈づくりの第一条件〜 

 @自己紹介はモチベーション

 初対面の印象は2年間残ると言われています。初対面の印象が悪いと、営業に行っても良い結果を得ることはできません。社会は人と人との関係で成り立っています。自己紹介とは自分を売り込むためのツール、異なる発想からの販路拡大プランといえるでしょう。
1.私は○○の人間です。 
2.私は○○の協力ができます。
3.私は○○の協力をしてほしい。  
 上記の項目を利用すると、限られた時間の中でも1人対1人から1人で大勢を動かすことまでいくらでも展開が可能です。

 

A私は自己紹介で夢を引き寄せた

  自己紹介に最も効果的な時間は人より短く約90秒、1分間に300文字ペース、つまり90秒間に450文字の言葉を「。 、(句読点)漢字」などをそのとおりに話すことです。
 人間の本質は話を聞かされることに対して反発するので、聞き手に対して人より短い時間でインパクトをつけなくてはなりません。そのための印象的な表現方法は、話を物語化することだそうです。聞き手はいつも問題解決を考え問題で動くため、何のために自己紹介をするのかという目的をもって話すと、理解してもらいやすいのではないでしょうか。


Bメラビアンの法則

 人の前に立つということは、つまり視覚・聴覚・知覚に訴えかけるその人のすべてが表れるということです。その中でも最も大きい影響力をもつのが『視覚的要因』です。
 例えば歩き方・表情・視線・礼・服装などの目から入る情報が、その人を決定付ける大きな要因となります。次に聴覚的要因は、元気な声・明瞭な発言などを行うことによって聞き手に伝わるものが変わってくると言われています。
 最後に知覚的要因なのですが、メラビアンの法則から、どんな内容の話をしたかということよりも、それ以上に目や耳から伝わることがその人を決定するものさしの大部分を占めているということがわかります。

 
C実践に向けて

  自己紹介においては断トツにその人だけが目立ち、尊敬される好かれるような人間関係を作り上げることが大切です。判断するのは聞き手であるお客さん、自己紹介の演出・脚本・主演はあなたです。90秒を生かしたインパクトの強い自己紹介で自分を売り込んでいってください。
D最後に

  実際に体を使って90秒という時間の長さを体験したり、各人が自分の自己紹介のシナリオを作るためのヒントをご指導頂いたりと、体験事例を交えたお話で有意義な研究会となりました。
M・N

 


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