日本経済と原発問題
〜これからの日本経済に不可欠なものは何か〜
講師 元 住友銀行 専務取締役 小松健男 氏
「事業は人だ」「額に汗しない商売はいかん、必ず限界が来る」を信念とされている小松先生は、元住友銀行時代、将来の頭取候補と目されていながら、その時の経営陣と意見が合わずに退任やむなきに至りました。浮利を好まない小松先生の意見が通っていれば住友銀行が深く関与したイトマン事件も起こらなかったはずです。このような事業経営に対する感度の良さは、支店長時代、日清食品がチキンラーメンの後、低迷していたときに、カップヌードルのアイデアを安藤百福氏に提案したことでも判ります。東大を首席卒業されたほどの明晰な頭脳をお持ちなのに、現場を愛して、担保がなくても経営者の人柄や事業の将来性を重視するような、柔軟な発想が出来る方だからこそ、その前提となる経済の動向についても非常に勉強されております。
今回は、もし東北大震災がなかったら日本経済はどうなっていたのか、原発の問題はどう考えるべきなのか、日本経済はこのままいけばどうなってしまうのか、をお話しして戴きます。懇親会にも残って戴き、その当時の銀行の内情等もお話し戴けることと思います。
4年ほど前にご縁があって知り合って、最近また詳しくお話を伺ったところ、日本経済に対して深いお考えがあることが判りました。そして日本のマスコミ報道にいかに問題があるかも判りました。今後の日本経済の行方を知るためにも是非ご参加ください。
日 時 | 平成24年8月30日(木) 午後6時00分〜午後7時30分 |
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場 所 | 神戸市産業振興センター(ハーバーランド) 802号、803号(定員66名) |
会 費 | 無料 |
安 部
お申し込み・お問い合わせは、TEL 078-362-1423
FAX 078-362-1429